お知らせ
廃プラスチックリサイクル工場の施設見学を実施しました
市工連では、7月3日(月)の午後、市工連役員、雇用環境委員会の委員等を対象に、廃プラスチックリサイクル工場(株式会社グーン 鳥浜工場(横浜市金沢団地協同組合員))を見学し、その後懇親会を開催しました。
見学会参加者は市工連役員・委員等21名、横浜市4名、市工連事務局3名の計28名。
株式会社グーンでは、会社と施設の概要の説明を聞いた後、施設を見学しました。廃プラスチックの他、木材のリサイクルも行っています。
工場内は、プラスチックリサイクルゾーン(使用済みプラスチックの大まかな選別)とマテリアル化ゾーン(撮影不可)に分かれており、使用済みプラスチックからペレットにリサイクルされる工程を見学しました。昨年11月まではプラスチックから燃料へのリサイクルが主体だったものが、新たに使用済みプラスチックからプラスチック再生原料の製造がスタートしています。
リサイクルするための素材選別の後、光の波長による細かな素材判別(物質によって波長が違うので判別できる)してペレットに加工されます。
プラスチック段ボールシートなどが粒状のペレットになります。PPやPE、ペットボトルなど個別のリサイクルは進んでいるけれども、複合素材に対して高品質なペレットを製造することが今後の課題だそうです。
視察後は活発な意見交換があり、参加者の関心の深さを感じました。
最後に担当者から「神奈川プラスチック循環プラットフォーム」のご案内があり、工業会の皆さんにも参加を呼びかけていました。このプラットフォームは多様な業種の方が参加しており、横浜をフィールドとした資源循環経済の実現を目標としていて、工業会の皆様とプラスチック循環を実現していきたいと話されていました。
「神奈川プラスチック循環プラットフォーム」について
神奈川プラスチック循環プラットフォームを本年5月より立ち上げております。
尚、年会費、参加費などの費用はございません。
また、会では2か月に1度のイベントも開催しております。(第2回は7月12日開催済み)
プラスチックの循環をテーマに、プラスチックをつくる、つかう、排出する側や、それらを再生、さらに製品利用する方など、様々な背景を持った方にご参加いただき、交流や情報共有を行っております。
HP:
https://garnet-ogre-472.notion.site/660af37d00da450bbe8c7b267c24a0e7
プラットフォームのお申込み:
神奈川プラスチック循環プラットフォーム 事務局問合せ先
株式会社グーン ブルーエコノミー研究所 北井 俊樹
TEL:045-228-8960